同ページと複数ページに関連するネット接続方法をご説明します。
同ページ内ではラベル・ポートにて接続が可能です、複数ページでの接続にはポートのみが接続対象となります。
目次
同・複数ページへのラベル/ポート接続
ラベル接続
同ページ内はラベル名のみで接続できます。
ラベル名が同じであれば、同ページ内は接続されます。
別ページへの接続は「ポート」を使用します。
ポート接続
同・複数ページはポートで接続します。
同・別ページへの接続はポートを併用し接続できます。
ラベルとポートの関係
異なるラベル名を同じ結線上に配置することが可能です。
同、又は別ページへの接続が必要な場合はポートを使用します。
バス名設定の基本ルール
バスルールのフォーマット
バスルールは「ラベル識別子」「ラベルナンバーの範囲」「オペレータ」の3つで構成されています。
用語説明
ラベル識別子 | ラベルナンバーの前につける文字列の事で、同一のラベル識別子のラベルの接続を許します。 |
ラベルナンバー | ラベル識別子のあとにつける数字のことです。 |
ラベルナンバー範囲 | “[ラベルナンバーFrom:ラベルナンバーTo]”で記述し、 FromからToの間に入るラベルナンバーを許します。 |
オペレータ | “/”で記述します。このオペレータを配置することで他のルールとの論理和(OR)を設定します。 |
バスルールの例
DA[00:20]/D/A | DA00~DA20までのラベルの付いた結線とDとAのラベル識別子のラベルの接続を許します。 |
参考リンク
異なるネットを「ひとつのバス」にまとめる方法
異なるネット内容を持つ結線をひとつのポートにまとめて別シートに飛ばす場合、
「ポート名」には各ネットを“ / ”(スラッシュ)にて区切り、記述します。
各ネットは“ , ”(コンマ)にて区切られておりますので、“ / ”に変えていただくことでQuadceptの基本『バスルール』記述となり、接続可能です。