より高度なライブラリ管理について
Quadcept Forceを活用すると、開発体制を強化できます。Quadcept Forceについてはこちらをご参照ください。
バージョンアップのご注意
■データについて
v10.8.0で保存されたプロジェクトデータ・PCBデータ・パネルデータは、旧バージョンで開くことができません。プロジェクトデータを共有する場合は、バージョンを合わせてご利用ください。
■ワークスペースの初期化について
v10.8.0アップデートにあたりメニュー初期化のメッセージに「いいえ」とした場合、
エラー一覧ウィンドウ(ERC/DRC/MRC/FRC結果)が表示されません。
上部メニュー【各種設定】→【ワークスペース】→【初期設定に戻す】を実行いただきますと
エラー一覧を含むワークスペースのみ初期化され表示されますのでご安心ください。
※リボンメニュー・ショートカットのユーザー設定はリセットされません。
目次
新しい機能
Common
- 検索ダイアログで検索対象オブジェクトが選択できるように機能拡張しました。また、検索結果ウィンドウ/エラーリストウィンドウのフィルター・ソート機能を拡張しました。
- CCM部品のリンク情報表示を改善しました。(オブジェクトウィンドウ、部品属性一覧)
- CCM部品リンク時の表示メッセージを分かりやすい表現に変更しました。
- CCMにおいてカテゴリ属性を削除した場合、CCM部品で属性が残ったままになる現象を改善しました。
- 部品表出力で非実装部品をカウントするか選択できるように改善しました。
- 部品表出力で「機構部品(MechanismElement)」が追加できない現象を修正しました。
- 「相対移動」ダイアログにおいて、直前の操作設定を記憶できていない現象を修正しました。
- 特定のメニューにおいて、ライセンスON/OFF時のメニュー切り替えが正しく動作していない現象を修正しました。
PCB Designer
- シルクカットの対象層、作成層を選択できるようになりました。
- 基板外形スリット入力で円弧形状を作成できるようになりました。
- MRC「銅箔とレジストのクリアランス違反」の検知条件を見直し、同ネットに対してもエラーが検知できるようになりました。
- MRC「クリアランスチェック」「ソルダレジスト/ペースト」でチェック対象層を指定できるようになりました。
- MRC「クリアランスチェック」で部品内のオブジェクトを対象にするか切り替えできるようになりました。
- 自動配線ツール「FreeRouting」と連携できるようになりました。(spectraセッションファイルをサポート)
解決された問題
Common
- 検索ダイアログで検索対象オブジェクトが選択できるように機能拡張しました。また、検索結果ウィンドウのフィルター・ソート機能を拡張しました。
- CCM部品のリンク情報表示を改善しました。(オブジェクトウィンドウ、部品属性一覧)
- CCM部品リンク時の表示メッセージを分かりやすい表現に変更しました。
- 部品表出力で非実装部品をカウントするか選択できるように改善しました。
- 特定のメニューにおいて、ライセンスON/OFF時のメニュー切り替えが正しく動作していない現象を修正しました。
Circuit Designer
- ネット更新処理のパフォーマンス改善を実施しました。LTspice 17.1.6以降のバージョンでもLTspice連携が動作するように改善しました。
- 特定の状況下で、部品更新時にジャンクション接続が切れる現象を修正しました。
- 特定の状況下で、ポートアドレスの飛び先一覧表示でエラーが発生する現象を修正しました。
- フットプリントアサインダイアログでプレビューが正しく動作しない場合がある現象を修正しました。
PCB Designer
- ティアドロップ生成のパフォーマンス改善を実施しました。
- 「DRC/MRC設定」の項目名、グルーピングを変更し、分かりやすくしました。
- 寸法線作成、選択時のプロパティウィンドウの表示項目を調整しました。
- 「部品寸法線自動作成」「基板外形寸法線自動作成」メニューを寸法線メニュー内に移動しました。
- 任意角度配線の配線引き直しが正しく動作しない現象を修正しました。
- パッド-ビア間の配線ループが誤検知される現象を修正しました。
- 配線禁止領域にベタが入り込む場合がある現象を修正しました。
- 配線中のVキー(ビアを配置して配線確定)で選択しているビアが打てない場合がある現象を修正しました。
- ラインの配線変換において、360度円弧が配線に変換されない現象を修正しました。
- ズーム倍率を固定にしている場合、反転表示時のパンニング処理が正しく動作しない現象を修正しました。
- DRC「ティアドロップなし(ビア)」のDRCエラー表記で層情報が表示されていない現象を修正しました。
- 「配線長情報表示」に不要な情報が表示されていた現象を修正しました。
- 3Dドキュメント表示のメニューに不正なメニュー項目が表示されていた現象を修正しました。
- DXF/DWG出力において、寸法線の数値が出力されていない現象を修正しました。
- オフセット値を設定した角Rのパッドが、ODB++で正しく出力されない現象を修正しました。
- 特定のDXFファイルを入力した場合、描画エラーが発生する現象を修正しました。
- 特定のガーバーデータを入力した場合、不正な形状が入力される現象を修正しました。
- 特定の状況下で、ベタ更新時のサーマル生成が正しく動作しない現象を修正しました。
- 特定の状況下で、ベタ変換処理が正しく動作しない現象を修正しました。
- 特定の状況下で、配線の詳細ダイアログを開く操作でエラーが発生する現象を修正しました。
- 特定の状況下で、パネルシートのガーバー出力においてドリル形状が出力されない現象を修正しました。
- 特定の状況下で、ビア交換でエラーが発生する現象を修正しました。
- BDコンバートにおいて、特定のパッド形状が欠落する現象を修正しました。
- BDコンバートにおいて、特定データのコンバートでエラーが発生する現象を修正しました。
- BDコンバートにおいて、特定データのコンバートで部品領域の存在しない部品が作成される現象を修正しました。
Quadcept は開発から運営・サポートまで全て国内で行うことで、ユーザのご要望に柔軟に対応できることが強みです。まだお使いでない方は、無料でダウンロードしてお試しください。