目次
動画解説
ライブラリのリビジョン機能について
Quadcept Forceを活用すると、開発体制を強化できます。Quadcept Forceについてはこちらをご参照ください。
バージョンアップのご注意
v10.7.0で保存されたライブラリデータ(フットプリント)・プロジェクトデータ・回路図データ・PCBデータ・パネルデータは、旧バージョンで開くことができません。プロジェクトデータを共有する場合は、バージョンを合わせてご利用ください。
新しい機能
Common
- ベースシステムを.NET Framework 4.8へアップデートしました。
※Quadceptのインストール、起動には.NET Framework 4.8のインストール環境が必要となります。 - プロジェクトウィンドウにおいて、Deleteキーでプロジェクト解除できるようになりました。
- ERC/DRC/MRCの最終実行日時が画面上から確認できるようになりました。
- 作業中のポップアップメッセージを減らして、作業が止まらないようなメッセージ表示に変更しました。
- CCM連携機能において、部品アップロード機能を拡充しました。
- 配置されたシンボル・フットプリントのリビジョンの表示・比較ができるようになりました。
Circuit Designer
- ポートアドレスの表示形式を変更し、改行や配置位置が変更できるようになりました。
- ポートの飛び先へダイレクトに移動するショートカットメニューを追加しました。
- 矩形作成モードにおいて、正方形が作成できるように機能を拡張しました。
PCB Designer
- 従来の禁止領域の仕様を見直し、新しい禁止領域機能としてリニューアルしました。
(禁止領域層の分離、禁止領域オブジェクトの分離「パターン禁止領域」「ドリル禁止領域」「部品禁止領域」「高さ制限領域」) - 閉じた一繋がりのラインを各禁止領域、高さ制限領域へ変換する機能を追加しました。
- 従来のMRCクリアランスチェックの仕様を見直し、疑似エラーが発生しないようにリニューアルしました。
- フットプリントにベタが作成できるようになりました。また、フットプリントベタは指定したパッドのネットと連動してネットを自動設定します。
- シルクカットの一括処理機能を追加し、簡単にシルクカットデータが作成できるようになりました。
- 層表示設定に連動して作業層が切り替わるようになりました。
- 配線線幅のHOLD機能を見直し、直感的で使いやすい機能に変更しました。
- Reference引き出し線の表示仕様を改善し見やすくなりました。
- 動的ベタの輪郭線の表示/非表示を切り替えできるようになりました。
- DXFファイルの入力時に尺度の設定ができるようになりました。
- PCBシート印刷時にラッツを印刷できるようになりました。
- 部品配置情報が入出力できるようになりました。部品位置の再現や一括配置することが可能です。
- 各寸法線のオブジェクト連動を解除する機能を追加しました。(フリー寸法線、引き出し線に一括変換)
- 各寸法線の水平文字位置を指定できるようになりました。
- パンニング動作において、拡大率を変更・固定してパンニングするか選択できるようになりました。
- STEPデータ内の部品にReferenceを割り当て、部品が特定しやすいようになりました。
- 【仕様変更】フットプリント内の禁止領域に対して、同一フットプリント内のオブジェクトも禁止領域違反の対象にしました。
解決された問題
Common
- アノテーションの転送内容の文言表記を改善しました。
- UltraLibrarianの特定データがインポートできない問題を修正しました。
- 部品更新の「更新除外部品」で「接頭文字で指定」すると意図しない部品も除外されてしまう問題を修正しました。
- 部品表などにおいて非実装部品の個数をカウントしないように改善しました。
- プロジェクトウィンドウで新規シートを追加した際に、他のプロジェクトが展開されてしまう場合がある問題を修正しました。
Circuit Designer
- 電源配置、ポート配置で名称入力を促す表記を追加しました。
- LTspice連携において、SPICEモデル(サブサーキットのネスト)によってエラーが発生する問題を修正しました。
- LTspice連携において、暗号化されたSPICEモデルが使用できなかった問題を修正しました。
- 特定の操作において、シートをまたいだゲート部品がReference重複違反として検出される問題を修正しました。
- 部品更新、部品交換等で不要なジャンクションが発生し、意図せず接続されてしまう問題を修正しました。
- Reference更新にて「更新の方向:範囲」の領域が意図した動作になっていない問題を修正しました。
- PCB部品配置時にPCBの部品フィルタが無効だと配置できなかった問題を修正しました。
- フットプリントアサインの出力でアクティブフットプリントが正しく出力されない問題を修正しました。
- CR-5000 SDコンバートにおいて、ピン番号不正、ネット差分が発生する問題を修正しました。
- 特定のデータにおいて、デバイスブロック更新でエラーが発生する問題を修正しました。
- その他、内部検証で見つかった軽微な不具合を修正しました。
PCB Designer
- DRC/MRC実行ダイアログに「初期設定に戻す」ボタンを追加し、実行設定を簡単にリセットできるように改善しました。
- 製造データ出力時に出力ファイル名のアラートを表示するように改善しました。
- 配線ダイアログの表記、編集項目を調整しました。
- 全ベタ更新時に表示されるメッセージダイアログの動作を改善しました。
- ダングリング配線の影響で「DRC:未配線ネット」が誤検出される場合がある問題を修正しました。
- 部品の配置角度によって「DRC:部品編集確認」が検出される問題を修正しました。
- 特定の状況下で、DRCチェックルールとは異なるDRC設定名がDRC結果に表記される問題を修正しました。
- オンラインDRC設定が記憶されず、再起動時にリセットされてしまう問題を修正しました。
- パッド、サーマル間において、不正にラッツが表示される場合がある問題を修正しました。
- 動的ベタ更新において、非表示のReferenceに対しクリアランスを取ってしまう問題を修正しました。
- 配線中の線幅変更が動作しなくなる場合がある問題を修正しました。
- DXFファイル入力において、特定のスプラインが正しく取り込めない問題を修正しました。
- DXFファイル入力において、楕円形状が取り込みできなかった問題を修正しました。
- パッドスタック編集ダイアログで座標が編集できなかった問題を修正しました。
- 差動ペア配線の角処理でエラーが発生する場合がある問題を修正しました。
- ガーバービューアにおいて、角度付きの「アパーチャマクロ」が正しく描画されない問題を修正しました。
- パネルデータの参照PCB名が更新されず古いままになっている問題を修正しました。
- パネル配置時のパネル領域において、不要なオブジェクトも含まれた領域で判定されてしまっている問題を修正しました。
- パネル配置時に配置された「合わせマーク」「フィデューシャルマーク」が編集できない問題を修正しました。
- キャンバス設定で半田面視としていると配線の確定がクリックで行えない問題を修正しました。
- 選択した角配線が非表示となる場合がある問題を修正しました。
- ベタ合成で同じ形状の塗りオブジェクトを同じ位置で合成すると削除されてしまう問題を修正しました。
- カットアウト輪郭とのベタ合成ができなかった問題を修正しました。
- 特定の条件下で「左右均等揃え」「上下等間隔揃え」が正しく動作しない問題を修正しました。
- 特定のデータにおいて、オフセット図形で正しい形状が作成できない問題を修正しました。
- 型抜き機能において、ティアドロップ・テーパーが型抜き対象になっていなかった問題を修正しました。
- 特定のカスタマイズパッドのティアドロップが不自然な形状になる問題を修正しました。
- ReferenceをBottomに配置したフットプリントをPCB転送した際に、ReferenceがTOPに配置される問題を修正しました。
- フットプリント内のパッドを個別回転した場合、スナップ基準で回転し位置がズレてしまう問題を修正しました。
- オブジェクトの移動・回転操作において、不正な動作になる場合がある問題を修正しました。
- ODB++において、部品内のThroughパッドが部品パッドの扱いになっていない問題を修正しました。
- ODB++において、フォーマット仕様と異なるフォルダ名になっていた問題を修正しました。
- PCB印刷画面に各ページの反転設定を表示するようにUIを改善しました。
- 特定のデータにおいて、BDコンバートが失敗する問題を修正しました。
- 過去に設計した特定データにおいて、MRC実行結果に意図しない差異が発生する問題を修正しました。
- 特定の条件下で、DRC結果上限数を超えてエラーが検知される問題を修正しました。
- 「Digi-Key検索」において、Digi-Keyの新カテゴリ構成に合わせた表記に対応しました。
- CCM未接続環境で作成した回路図を、CCM接続環境でPCB転送すると不正な動作になる問題を修正しました。
- その他、内部検証で見つかった軽微な不具合を修正しました。
Quadcept は開発から運営・サポートまで全て国内で行うことで、ユーザのご要望に柔軟に対応できることが強みです。まだお使いでない方は、無料でダウンロードしてお試しください。