コンバートに関する「よくあるお問い合わせ」まとめ

この記事では、コンバートに関する多数のお問い合わせの中でも、よくある質問をまとめております。

こんな人におすすめ
  • 電子CADの乗り換えを検討中
  • 大切な設計資産を有効活用したい
  • コンバートの精度をチェックしたい

※本ページ内に記載の社名、製品名は各社の商標または登録商標です。

目次

QuadceptにコンバートできるCADの種類

QuadceptにコンバートできるCADの種類は以下の通りです。

回路コンバート
  • Altium:Altium / Protel
  • Cadence:OrCAD
  • Zuken:CR5000 SD、CR8000
PCBコンバート
  • Altium:Altium / Protel
  • Cadence:Allegro、OrCAD Layout
  • Eagle:Eagle
  • Mentor:Board Station、Xpedition、PADS Power PCB、ODB++
  • Zuken:CADSTAR、CR5000BD、CADVANCE、CR5000 PWS
  • Other:IPC-2581

※ 一部、コンバートツールが必要な場合もございます。
※ お使いのフォーマットが上記表に載っていない場合、DXF・ガーバーなどからの復元が必要です。

よくあるお問い合わせ

ライブラリはコンバートできますか?

ASCIIファイルからコンバートを行った場合、ライブラリのコンバートは可能です。

そのうち、図研(拡張子:「*.ftf」)からのコンバートは標準でコンバート機能がございます。オンラインマニュアルをご確認ください。

部品領域(部品外形や高さ情報)が複数存在する場合、データは保持されますか?

1つの部品に複数の部品領域がある場合もコンバートが可能になります。また、部品の高さは部品領域ごとに決めていくことになります。

同電位の複数ピンもコンバートできますか?

1つのピンに対して複数のピン番号を割り当てることができます。そのため、1つのピンに対し、複数のピン番号が付与されている部品もコンバートが可能になります。

参考リンク
ネガデータ層もコンバートできますか?

GNDやVCCなど電源層をネガデータで表現することもあります。しかし、Quadceptでは、ポジデータしか扱っておりません。コンバート時には、自動判別でネガデータ層をポジデータ層に変換し、コンバートすることができます。
また、DRC/MRC対象になっておりますので、ご安心ください。

コンバート後、データの差異はどのように確認すればいいですか?

コンバートチェックでは、下記の内容を確認いただいております。

お客様の物理的なデータ(元のガーバーデータ及び変換後のガーバーデータ)を比較することで、差異の確認はしやすくなります。接続情報(ネットリスト)に関しましては、弊社サービス「Net Changer」により、ネット照合が可能です。

また、コンバートの差異を確認するには時間がかかるかと思いますので「検証作業の時間短縮」ができるように、弊社側でチェックサービスをご用意しております。データチェックで、ご不明点がございましたら、気軽にお問い合わせください。

コンバートにライセンスは必要ですか?

Quadceptの標準機能でご利用いただけます。

標準対応フォーマット

回路図(Altium/Protel/OrCAD/CR5000SD/CR8000)
PCB(CR5000/CR8000)

※その他フォーマットはコンバートツールが必要です。お問い合わせください。

コンバートの事前知識

コンバートの精度

コンバートにつきましては、ご存知のようにどのようなツールも共通ではありますが、各CADによってデータ構造や構成も異なりますことから、バージョンやデータの状況にもよりますが、100%のコンバートは難しいという点はご了承ください。

しかし、ユーザー様からは「想像以上に来ていた。」「これなら運用できそう。」という評価をいただくことが多いです。

一緒に課題の洗い出し、課題解消を進めていきたいと思いますので、コンバートをお試しされる際は弊社までご一報ください。

コンバートに必要なデータ

回路コンバート
  • コンバート元の「EDIF200」データ
  • ネットリスト
  • 図面PDF
  • BOM
PCBコンバート
  • コンバート元の「アスキー」データ
  • 層構成
  • 元データのPDF
  • 元データのガーバー
  • ネットリスト

CADのフォーマットによってコンバートに必要なファイルが異なります。
詳細はお気軽にお問い合わせください。

コンバート用のアスキーファイル(ASCII)が出力できない場合

各社でアスキーファイルを出力がオプションになるケースがございます。
アスキーファイルが出力できない場合、まずはお問い合わせください。

コンバートチェックサービス

各社・各設計者によって、運用方法やデータの作り方が異なりますので、もしデータ資産のご活用も想定される場合、ベンチマークテストを推奨いたします。

しかし、CAD選定時は、コンバート精度だけでなく、比較検討を行うCADの操作面や機能面の確認にも時間が必要です。

そのため、弊社では、検討や情報収集がスムーズに進められるよう、弊社側でコンバート作業・データチェックサービスをご用意しております。

より高精度なコンバートチェック方法やQuadceptへのコンバート方法など詳細については、資料をお渡しいたしますので、お問い合わせください。

効率的に比較検討が行えるよう、コンバート精度の調査などの必要な情報収集をしっかりサポートいたします。

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