バージョンアップのご注意
v10.4で保存されたプロジェクトデータは旧バージョンで開くことができません。
プロジェクトデータを共有する場合は、バージョンを合わせてご利用ください。
目次
新しい機能
Common
- SamacSys形式のライブラリデータの入力機能を追加しました。
- ハードウェアアクセラレーションを無効にするオプションを追加しました。
ご注意
現在、Quadceptでプレビュー画面が更新されない現象が確認されています。本現象が発生した場合、ハードウェアアクセラレーションを無効とすることで解消される可能性があります。
Circuit Designer
- 「フットプリントアサイン」にCSVファイルの入出力機能を追加しました。これによりフットプリントの一括アサインが可能になりました。
- 「フットプリントアサイン」にフィルタ機能を追加しました。
- 「同一ネット選択」、「同一属性文字選択」、「同一ピン選択」、「同一部品選択」の各機能の拡張を行い、プロジェクト内の全回路図シートを対象としてネットオブジェクトの選択が可能になりました。
PCB Designer
- EMC対策/EMI対策ツール「DEMITASNX®」とのダイレクト連携を実現しました。
- 基板の反転表示/出力機能を追加しました。これにより半田面視での設計が可能になりました。
- 「移動」、「コピー(連続)」の各モード中に配線の選択方法を指定することが可能になりました。
- 「配線削除」の「削除タイプ」として「スプレッド選択」を追加しました。
- 「角処理」の対象として塗りオブジェクト(ベタや禁止領域等)、角配線を追加しました。
- 寸法線作成時に測定値末尾のゼロを省略できるオプションを追加しました。
- 部品座標ファイルのCSV形式での出力に対応しました。
- DXFファイル出力時に文字オブジェクトをラインとして出力できるオプションを追加しました。
- CR5000-BDのデータコンバート時にフットプリントを部品として変換できるオプションを追加しました。
- 新しいベクターフォントを追加しました。
解決された問題
Common
- 特定の手順を行うとお気に入りの設定が初期化されてしまう問題を修正しました。
- Ultra Librarianとの連携機能で各種リンク(データシート等)が開けなかった問題を修正しました。
- メッセージダイアログのサイズを調整しました。
Circuit Designer
- 回路図シートを複製した場合に「Reference更新」でReferenceが正しく更新されない場合がある問題を修正しました。
- 特定の手順でReferenceを変更した場合にエラーが発生する問題を修正しました。
- 複数シート間でネットが正しく接続されない場合がある問題を修正しました。
- 印刷設定の「図面枠サイズにあわせて印刷する」オプションが不要なタイミングで表示される問題を修正しました。
- 特定のデータを含むCR5000-SDの回路図をコンバートするとシンボルが正しく変換されない問題を修正しました。
PCB Designer
- 展開/縮小可能な設定を含むダイアログのUIを改善しました。
- 「型抜き」の動作を見直し、最適化を行いました。
- コピーモード中にカットアウトを回転するとエラーが発生する問題を修正しました。
- 動的ベタとカスタマイズパッド間のクリアランスが正しく確保されない場合がある問題を修正しました。
- 差動配線中に配線角度の変更を行うとエラーが発生する問題を修正しました。
- 差動ペア配線に発生していたいくつかの不備を修正しました。
- 角寸法線が正しく表示されない場合がある問題を修正しました。
- 非表示の属性文字がDRCの対象となってしまう問題を修正しました。
- DXFファイル出力時にBottom層に配置されている文字が出力されない問題を修正しました。
- ODB++出力で発生していたいくつかの不備を修正しました。
- CR5000-BDの基板データをコンバート時、基板外形層のデータをラインとしてインポートするよう改善を行いました。
- CR5000-BDの基板データをコンバート時、ビアの名称をインポートするよう改善を行いました。
- CR5000-BDからコンバートした基板データの内層が削除できなかった問題を修正しました。
- 特定のデータを含むCR5000-BDの基板をコンバートするとエラーが発生する問題を修正しました。
- 特定のデータを含むCR5000-BDの基板をコンバートするとパッドが正しく変換されない問題を修正しました。
※「DEMITASNX」はNECソリューションイノベータ株式会社の登録商標です。